ミロクです。
僕は約9年間勤めた公務員を33歳で脱サラ起業しました。
それ以降の約3年間でブログを約200記事。
YouTube動画の原稿も正確な数はわかりませんが、
少なくとも200~300個は書いてきています。
企業サイトの記事作成をしていた時期もあるし、
法人のセールス文章は今も代行しています。
自分で言うのもなんですが
これだけ量をこなしたのもあってか
ライティングスキルは以前よりかなり上達したと思います。
ただWebライティングを始めた当初に
しっかりと基礎を学んでいなかったのもあって、
上達するまでにずいぶん遠回りしたのも事実です。
そこで、この記事を見ているあなたが
僕と同じように遠回りしないためにも
ブログ記事の作成などをはじめとした
インターネット上で文章を書く際の
基本的なルールをお伝えします。
いわゆるライティングテクニックは
こだわり出すと無限にあるんですが、
やはりまずは基礎を押さえるのが先決です。
スポーツや勉強などあらゆる分野でもそうですが、
基礎がおろそかなままでテクニックに走っても
意味がありませんからね。
今から紹介する7つのルールさえ押さえておけば、
読み手に伝わりやすい文章が自然とできあがるので、
ぜひ見てみてくださいね。
Webライティングの書き方の基本①最初に大枠の構成を作る
文章を書き始める前に、
まずは全体の構成を作りましょう。
なぜ全体構成が大事かというと、
最初に文章の大枠を作らずに
なんとなくで書き進めてしまうと、
論理展開がチグハグになってきたり
書いている自分も混乱しがちだからです。
なので例えば、
■記事のテーマ
■誰に伝えたいのか
■読者のメリット
■テーマに対する結論
■結論の理由や根拠、具体例
といったように文章のパーツを箇条書きしましょう。
上記に沿って書き出してみると、
■記事のテーマ
・怒りを抑える方法について
■誰に伝えたいのか
・部下をつい感情的に怒ってしまうことに悩んでいる40代営業職の男性
■読者のメリット
・感情的にならず冷静に部下を指導できるようになる方法がわかる
■テーマに対する結論
・アンガーマネジメントを取り入れる
■結論の理由や根拠、具体例
・怒りの感情の管理方法としてアンガーマネジメントが注目されている。
・様々な研究で怒りは最初の6秒がピークだとわかっている。
・最初の6秒を我慢する訓練をする。
このように最初に骨格を作ってしまいます。
あとはこれに細かな説明を肉付けするだけで
しっかりした論理展開の文章を作ることができますよ。
また、構成作成にある程度の時間を掛けることで
結果的に文章作成も短時間で済むようになります。
Webライティングの書き方の基本②ターゲットを明確にする
ターゲットを明確にするとは、
つまり「誰」に向けて書いているのか?
を決めるということです。
例えば、
仮にあなたが営業職の仕事をしている28歳の男性だとして
本屋で次のどのタイトルの書籍を手に取りますか?
①男性が読むべき本
②20代の男性が読むべき本
③20代後半の営業職の男性が読むべき本
絶対に③を手に取ると思います。
これは書籍を例にしましたが
これはWebライティングも全く同じです。
つまり、自分事だと思ってもらえないと
その文章に興味を持ってくれないのです。
なのである程度の解像度を持って
ターゲットを明確にしましょう。
単にアクセスを集めるのが目的でない限りは
「これは自分のためのメディアだ!」
と思ってもらうのがゴールです。
Webライティングの書き方の基本③PREP法を使う
リアルで会話しているときも、
結論を先に言わずにだらだらと話す人っていませんか?
あれをネットの記事でやってしまうと、
途中で離脱されて最後まで読んでくれなくなってしまいます。
なので「PREP法」を使って文章を書きましょう。
PREP法は、理解がしやすい文章や話し方の
構成の型で有名なものです。
①結論・主張を示す(Point)
②理由を述べる(Reason)
③具体例を話す(Example)
④再度、結論・主張を示す(Point)
という順番で文章を構成します。
それぞれの頭文字をとって
「PREP法」と名づけられています。
このような順番を守って話すことで
頭にすっと入ってくる話し方ができるんですね。
具体例を出すと、
(P)私は甘い物が好きです。
(R)甘い物が好きな理由は普段のストレスも吹き飛んで気分が良くなるからです。
(E)例えば、仕事帰りにケーキやジュースを買って家で食べると、明日も頑張ろうと思えます。
(P)なので私は甘い物が大好きです。
このようにPREP法に沿った文章構成にすることで
自分の意見をわかりやすく読み手に伝えることができます。
もちろん文章の内容によっては
順番の入れ替えが多少あったほうが
説明しやすいケースもあるでしょう。
ただ基本はこの型で書くものだと思っておくとよいでしょう。
Webライティングの書き方の基本④一文は短く
一つの文章が長くなるほど読み辛く、
意味も理解されづらくなります。
「わかりにくい」と読者に思われると途中で離脱されて
「そもそも読まれない」という悲しい事態になってしまうのです。
例えば、僕の経歴を長い一文で書いてみましょう。
僕は学校を卒業してから市役所に就職して
そこで9年間ほど勤めていた人間なのですが
年々、仕事に対して疑問を感じるようになっていき
そんなときにオンラインで起業ができる時代だと知って、
かなり迷いはしたのですが、
思い切って起業することを決断した過去があります。
意味はわかりますが、あまり頭に入って来ませんよね?
ちなみに、
一文は長くても40~60字にするのが一般的です。
特に企業のサイト記事を作成した経験がある人はご存じかと思いますが、
大抵の場合は上記の文字数を指定されますね。
個人ブログなら厳密に守る必要は無いと思いますが
一文が長くなるほど、意味が通じなくなる可能性が
高くなることは覚えておきましょう。
Webライティングの書き方の基本⑤ターゲットが理解できる用語を使う
文章のジャンルについて、
・深い知識や長い経験を持つ上級者なのか?
・多少の経験がある中級者なのか?
・まだ始めたばかりの初心者なのか?
ターゲットが上記のどの段階にいるかで
知っている用語の量は全然違いますよね?
例えば、
初心者向けの記事なのに専門用語だらけだと
有益な内容であっても読み手に理解してもらえません。
なのでターゲットが初心者の場合は
かみ砕いた説明の仕方を意識したり
専門用語の解説を入れてあげる必要があります。
ちなみにこの記事は、
Webライティング初心者向けに書いています。
なので小難しい用語は使っていませんし、
まず押さえておいてほしい基礎を中心に紹介しています。
Webライティングの書き方の基本⑥「これ」や「それ」などの指示語を多用しない
「僕は昨晩、夜更かしをしました。」
「それが原因で朝寝坊し、会社に遅刻しそうになりました。」
このような短い文章なら、
「それ」が「夜更かし」だとすぐにわかりますよね?
ただ、もっと多用すると
ワケがわからなくなるのです。
文章を作成している本人は理解していても
読み手からすると「それって何のこと?」
と思われる可能性があります。
指示語は全く使ってはいけないわけではないですが、
意味がわかりやすい程度に留めておきましょう。
Webライティングの書き方の基本⑦適度に改行する
改行の無い文章は、読み手が疲れて離脱されやすくなります。たまに改行をほとんどせずに詰まった文章のまま記事を公開している人がいますがかなり損をしています。ここまでまだ数行ですがこれだけでも疲れますよね。どこまでが一文かもわかりにくいです。
抽象的な話をすると、
Webライティングは相手の気持ちになって書けるのがゴールです。
細かなことですが、
適度に改行を入れることで
ストレスなく読めるようにしてあげましょう。
おわりに
・ウェブライター
・セールスライター
・コピーライター
・コンテンツビジネス
Webライティングのスキルは
上記のいずれの仕事をする場合でも必要です。
なお、僕はコンテンツビジネスを中心に
たった一人で自分の商品を販売してきました。
自動で売れる仕組みから何百万円という
売上をあげてこれたのも、
このライティングスキルを身に着けたからこそです。
冒頭でもお伝えしたように、
ライティングスキルはいくらでもあります。
情報を探し過ぎても行動が鈍くなりがちなので
まずは今回紹介したルールを守ってみてくださいね。
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社会不適合だった僕は組織で働くのが苦痛過ぎて
2020年に9年間勤めた公務員を脱サラしました。
人が悩みを解決できる情報を提供する商売である
「コンテンツビジネス」で起業した結果、
脱サラから1年後には月収160万円を達成しました。
金銭的にも時間的にも自由の身となり、
職場の嫌な人間関係とは無縁な人生を
手に入れることができたどころか、
仕事が嫌過ぎて土日のために生きていた
公務員時代とは一転して、
仕事が楽しくて仕方がない状態にもなれています。
ただ、僕は優秀な人間でも何でもなくて
職場で活躍する同僚に劣等感を抱く
うだつの上がらない男でした。
しかし、こんな僕でも
楽しいと自信を持って言える人生を
今は送ることができています。
なので「何の苦労もなく・・」
というつもりは全くないですけど、
ただ、ちょっとだけ。
ビジネスに必要な知識をきちんと学んで
ちょっとだけ頑張るだけで
意外にも簡単に人生は変えられます。
そもそもミロクがなぜこのブログを運営しているのか?
という理由も含めて、
仕事で苦しんでいた時期から今に至るまでを記事にしました↓
つまらない仕事に耐えるだけの人生に絶望していた公務員が脱サラ起業から1年後に月収159.98万円稼ぐまで【自己紹介】
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